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2023 年度 研究成果報告書

松方コレクション来歴研究とデジタル・カタログ・レゾネ試作

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01213
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分01060:美術史関連
研究機関独立行政法人国立美術館国立西洋美術館

研究代表者

川口 雅子  独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究員 (70392561)

研究分担者 陳岡 めぐみ  独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究員 (50409702)
馬渕 明子  独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, その他部局等, 館長 (30114656)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード松方コレクション / 来歴研究 / カタログ・レゾネ / アート・ドキュメンテーション / 松方幸次郎 / コレクション形成史 / アーカイヴ / 西洋美術史
研究成果の概要

本研究は、松方コレクション全容解明を推し進め、松方コレクションのカタログ・レゾネである『松方コレクション西洋美術全作品』(国立西洋美術館、2018-2019年)刊行時に未解決のまま残された問題を中心に、松方コレクション成立経緯とその後の行方を明らかにしようとするものである。
本計画過程で、所在不明とされてきた作品の所在を新たに確認し、美術館や個人宅等で現地調査を実施し、作品裏面等に残された一次資料の確認を行い、来歴について部分的推論を立てることができた。デジタル・カタログ・レゾネのプロトタイプ試作に関しては、新クラウド環境においてデータ管理機能やインターフェース等の検証に取り組んだ。

自由記述の分野

美術情報論

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、美術作品そのものを取り扱う美術館の現場で取り組む点に学術的独自性を備えるものである。近年、欧米の来歴研究では、アーカイヴ資料や学術文献に加え、作品自体の裏面に残された画商ラベルや展覧会ラベル、書込み等が重要な情報源として注目されている。作品自体に残る歴史的痕跡を一次資料として重要視するこの実践的アプローチは、大学などの研究室で行われる美術史研究とは異なる独自性を発揮するものであったと考える。

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公開日: 2025-01-30  

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