• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

地域社会に開かれた学びの場を創造するアートベース・リサーチ・モデルの構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20H01216
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分01070:芸術実践論関連
研究機関群馬大学

研究代表者

市川 寛也  群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (60744670)

研究分担者 郡司 明子  群馬大学, 共同教育学部, 教授 (00610651)
茂木 一司  跡見学園女子大学, 文学部, 教授 (30145445)
松村 泰三  東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (80573667)
城山 萌々  羽陽学園短期大学, 幼児教育科, 講師 (80466672)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードアートプロジェクト / 地域社会 / 実践コミュニティ / 社会教育・生涯学習 / 芸術支援 / 場所 / 文化行政 / フィクション
研究成果の概要

本研究では、研究者、アーティスト、実践者からなる実践コミュニティを形成することにより、地域社会における芸術と教育の関係性について考察を進めてきた。特に、岩手県金ケ崎町における「金ケ崎芸術大学校」や茨城県水戸市における「放課後の学校クラブ」でのアクションリサーチを通して、アートプロジェクトが研究の方法としても有効であることが明らかにされた。それは、既存の社会制度では容易に達成することのできない「もうひとつの世界」を一種のフィクションとして仮説的に実現する手段と位置付けることもできる。こうして開かれた「学びの場」に、本研究課題が示すところのアートベース・リサーチの意義を見出した。

自由記述の分野

美術教育、文化資源学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、地域社会における芸術と教育の関係性について、アートプロジェクトを通して構築される「学びの場」に着目した。特に、芸術を研究の方法として用いるアートベース・リサーチを取り入れることで、芸術教育のフィールドを拡張することを試みた。今日では、多くの地域(自治体)においてアートプロジェクトや芸術祭が文化芸術行政の手段として実行されている。しかし、その教育的意義については十分に議論されているとは言い難い。そのような状況に対して、アートプロジェクトを研究者を含む様々な立場の人々がともに地域に関わる実践コミュニティとして位置づけることにより、これからの地域社会における芸術の意義を改めて提示した。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi