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2023 年度 研究成果報告書

貫戦期における日中映画の越境と協働をめぐる総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01222
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分01070:芸術実践論関連
研究機関日本映画大学

研究代表者

アン ニ  日本映画大学, 映画学部, 特任教授 (70509140)

研究分担者 五味渕 典嗣  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10433707)
張 新民  大阪公立大学, 大学院文学研究科, 教授 (40326244)
志賀 賢子 (川崎賢子)  立教大学, 文学部, 特定課題研究員 (40628046)
松岡 昌和  大月短期大学, 経済科, 助教 (70769380)
渡辺 直紀  武蔵大学, 人文学部, 教授 (80409367)
吉田 則昭  立正大学, 人文科学研究所, 研究員 (90823609)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード越境 / 人的交渉 / 貫戦期 / 東アジア / メロドラマ / 断絶と連続 / プロパガンダ / 製作と受容
研究成果の概要

本研究は、2020年度と2021年度では、主にオンライン研究会とシンポジウムを開催する方式で研究を進めた。2019年に中国清華大学で開かれたシンポジウムでの口頭発言を元に組んだ特集「日中映画における表象の越境」を『Intelligence』No.21に掲載した。
2022年度と2023年度では、メンバーはそれぞれ海外と国内における資料調査を再開した。対面研究会や他の研究グループとの共催によるシンポジウムを数回開催し、清華大学の要請に応えて女性研究者の連続講座も行った。そのほか、四年間で国立映画アーカイブで合計七回の研究特別映写会を行い、また中国語論文集が台湾で刊行することが決まっている。

自由記述の分野

比較映画史、表象文化論、映像学、ジェンダー

研究成果の学術的意義や社会的意義

タイトルと上記の研究成果に示されたように、本研究は学術分野に跨って行われる学際的研究の一つと言える。メンバーの専攻は映画のみならず、文学、演劇、歴史、メディアなど広範囲にわたっている上、日本、中国、韓国、ロシアと地域研究の専門家も揃っている。戦時中と戦後の連続と断絶の両方からアプローチする方法論をメンバーが共有しているので、歴史の時間を縦断し、空間を横断しながら本研究が出した多くの研究成果は、学問をより細緻に追求する一方、広く社会や国民に分かりやすくアピールすることができたと思われる。

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公開日: 2025-01-30  

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