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2023 年度 研究成果報告書

「シェイクスピア崇拝」と18世紀イングランド娯楽ビジネス

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01242
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
研究機関秋田大学

研究代表者

佐々木 和貴  秋田大学, 名誉教授, 名誉教授 (20145105)

研究分担者 松田 幸子  高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 准教授 (10575103)
中野 春夫  学習院大学, 文学部, 教授 (30198163)
大和 高行  鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (30253371)
篠崎 実  千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (40170881)
桑山 智成  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (40388062)
岩田 美喜  立教大学, 文学部, 教授 (50361051)
吉原 ゆかり  筑波大学, 人文社会系, 教授 (70249621)
川田 潤  福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (70323186)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードシェイクスピア崇拝 / 18世紀イングランド / 娯楽ビジネス / メディアの発達 / テクノロジーの革新 / 文化事業の商品化
研究成果の概要

従来、18世紀における「シェイクスピア崇拝」という事象は、文学史的な観点から、劇作家シェイクスピアが偶像となり、国民的詩人に変貌するプロセスとして捉えられてきた。本研究はそれがメディアの発達、テクノロジーの革新、文化事業の商品化など、18世紀イングランドの新たな社会現象と密接に関連する文化的・経済的事象であったことを検証し、今日の娯楽ビジネスにまで繋がる新たなシェイクスピア受容史を構築した。

自由記述の分野

シェイクスピア受容史

研究成果の学術的意義や社会的意義

18世紀イングランドは、近年、その文化的・経済的な大変動が注目を集めている研究対象領域である。本研究は9名のメンバー全員の共同作業によって、この社会がシェイクスピア受容の新たな枠組みを生み出す歴史的経緯を検証、解明した。今日の社会との関わりで言えば、シェイクスピアとその劇作品が超優良コンテンツに作り変えられ、世界遺産的なアイコンとなっていく起源が、18世紀イングランド社会の変化にあったことを立証した。

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公開日: 2025-01-30  

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