研究課題/領域番号 |
20H01248
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
葉柳 和則 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (70332856)
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研究分担者 |
増本 浩子 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (10199713)
川島 隆 京都大学, 文学研究科, 准教授 (10456808)
中川 拓哉 名古屋大学, 人文学研究科, 博士研究員 (10829906)
中村 靖子 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (70262483)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ヨーロッパ近現代史 / ヨーロッパ近現代文化 / ヨーロッパ近現代文学 / 地域研究(ドイツ語圏) |
研究実績の概要 |
2022年度は、研究会と講演会の開催、展示会の開催、および論文の投稿を行った。2022年6月25日に名古屋大学人文学研究科ドイツ文学リテラボにおいて、葉柳と中村が報告を行った。2022年7月9日から9月11日の期間、川島が浜松市美術館と協力して「ハイジ展:あの子の足音がきこえる」を開催した。2022年12月11に名古屋大学人文学研究科ドイツ文学リテラボにおいて、葉柳が報告を行った。2023年2月9日に久山雄甫氏(神戸大学人文学研究科)の講演会を開催した。また、各メンバーが論文の投稿を行った。 2023年度は、研究成果を国際学術集会で発表するとともに、そのでの議論を踏まえて学術誌に論文を投稿した。まず4月に研究会「Vorstellungen der Alpen:想像と現実のあわいをめぐって」を名古屋大学院人文学研究科附属人文知共創センターにて開催した。メンバー全員が報告を行い、9月の国際学術集会で立てるパネルの輪郭を明確にした。研究会を通して、9月に開催される国際学術集会INTERFACEing 2023で立てるパネルの輪郭が明確になった。 9月25日から27日に神戸大学人文学研究科で開催されたINTERFACEing 2023 “Changing Paradigms: Humanities in the Age of Crisis”では、パネル「Imageder Alpen und "das Nationale" では、研究代表者(葉柳)がモデレーターを務め、葉柳を含むメンバー5人が口頭発表を行った(タイトル・内容については後述) INTERFACEing 2023での議論を踏まえて、各メンバーがジャーナルへの投稿を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウイルス禍のため、スイスでの資料調査に制限がある中での研究活動であったため、資料の網羅性という点での遅滞があった。また、対面での研究会の開催とメンバーの参加にも制限があり、討論が不十分になるケースもあった。しかし、予算の繰り越し分の使用によって、調査の遅れはおおむね解消した。
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今後の研究の推進方策 |
2023年9月の国際学術集会INTERFACEingに向けて、対面の研究会で十分な意見交換を行うとともに、当該学術集会において、ドイツ語でパネルを立てることで、本研究の成果を国際的に発信する。
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