研究課題
2022年度および、研究期間延長を行なった2023年度には、研究実施計画に従い以下の企画を実現した。①公開ワークショップ「歴史の利用・再利用とホロコーストの記憶」(2022年1月21日・東京大学駒場キャンパス)では、研究分担者の宮崎悠(ポーランド映画に描かれる(または描かれない)ホロコーストの記憶)および姉川雄大(「ハンガリー史」とホロコーストの記憶について)が研究報告を行い、ゲストの武井彩佳氏(学習院女子大学)がコメントを加えた。②小シンポジウム「ハプスブルク帝国の継承諸国における反ユダヤ主義の展開」(2023年10月8日・明治大学駿河台キャンパス)では、研究分担者の野村真理(黒いウィーンの反ユダヤ主義)および姉川雄大(戦間期ハンガリーにおける反ユダヤ主義・人種主義と複合差別体制)、代表者の井出匠(スロヴァキアにおける反ユダヤ主義の展開)が研究報告を行い、ゲストの井上茂子氏(元上智大学)がコメントを加えた。③公開ワークショップ「第二次世界大戦以前の中東欧・ロシアにおける反ユダヤ主義・ユダヤ人迫害」(2024年3月6日・東京大学駒場キャンパス)では、第1部で研究協力者の高尾千津子(ファシズムとロシア亡命者)および研究分担者の鶴見太郎(被害の結末-ポグロムから始まる世界史・序説)が研究報告を行い、ゲストの浜由樹子氏(静岡県立大学)および川喜田敦子氏(東京大学)がコメントを加えた。第2部ではチェコのMichal Frankl氏 (Phantom citizenship)およびポーランドのGrzegorz Krzywiec氏(New radical politics 'from below' in the face of the 1930s refugee crisis in Poland)が報告を行い、ゲストの吉岡潤氏(津田塾大学)と研究代表者の井出匠がコメントを加えた。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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ユーラシア研究
巻: 67 ページ: 52-55
ユダヤ・イスラエル研究
巻: 37 ページ: 9-16
世界
巻: 964 ページ: 191-200
地歴・公民資料
巻: 95 ページ: 11-15
部落解放
巻: 823 ページ: 66-69
Artes Mundi
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