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2023 年度 研究成果報告書

北東アジアにおける帝国の情報ネットワーク

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01473
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分06020:国際関係論関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

土屋 礼子  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00275504)

研究分担者 小林 聡明  日本大学, 法学部, 教授 (00514499)
シュラトフ ヤロスラブ  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30726807)
小林 昭菜  多摩大学, 経営情報学部, 准教授 (20784169)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードメディア / 地図 / 帝国主義 / 移動 / 20世紀 / 新聞雑誌 / 外交問題
研究成果の概要

国際シンポジウムをコロナ禍の中、2021年度と2022年度に、計二回開催した。そこでの発表を踏まえて、Competing Imperialisms in Northeast Asia, 1894-1953: New Perspectives(ISBN978-0-367-64823-7)を共編著にて出版した。また、地理情報システム(GIS)を用いて、日本外務省が1909年から1937年まで毎年行った、中国大陸で発行された新聞や雑誌に関する調査報告書を基に、中国58都市で発行されたのべ9225紙(実質2414紙)の新聞雑誌に関するデータを地図に反映させ、これを時系列に展開できるシステムを構築した。

自由記述の分野

国際関係論関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

北東アジアにおける帝国主義と情報のネットワークの関係について、中国、ロシア、日本、朝鮮といった複数の国家や地域を横断する人と情報の越境的な移動について、外交問題やシベリア抑留における捕虜の収容所の確定、新聞記者の国際的交流などの実態を明らかにすることができ、学際的な歴史研究を進展させることができた。また、地図情報データベースを用いて、二十世紀前半の中国大陸の主要都市における、日本語、中国語、ロシア語を含むさまざまな言語の新聞雑誌の情報と出版動向を包括的に把握するシステムを開発した。これにより、地理的な相違と時系列による相違が視覚化され明確に整理されるようになった。

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公開日: 2025-01-30  

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