研究課題/領域番号 |
20H01530
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
関口 倫紀 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (20373110)
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研究分担者 |
井口 知栄 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (20411209)
金 熙珍 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (40634530)
戎谷 梓 法政大学, 経営学部, 准教授 (90709867)
笠原 民子 静岡県立大学, 経営情報学部, 講師 (40523189)
Liu Ting 京都大学, 経営管理研究部, 講師 (00843450)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 国際経営 / 多国籍企業 / 人的資源管理 / ブリッジ機能 |
研究実績の概要 |
本研究課題の最終年度であった令和4年度と、新型コロナ感染症拡大の影響をうけて調査期間を延長した結果としての令和5年度において、遅延していた調査を実施し、国内外の主要な学会にも出席して海外研究者との意見交換や研究報告を行い、各種調査結果の分析に基づいた論文やブックチャプターなどを執筆し、書籍としての出版や国際ジャーナルへの投稿を行った。実証調査については、新型コロナ感染症拡大時に行えていなかった現地調査を再開し、タイとカンボジアにおける複数の日系企業にインタビュー調査を行い、現在海外拠点が直面する人材管理とブリッジ機能の課題を整理した。また、グローバル・バリュー・チェーンでの非出資型国際生産による多国籍企業の活動について、これまでの研究で取り扱ってきたタイ、フィリピン、ラオス、インドネシアの分析と比較するために、韓国企業の従業員30名にインタビューを行い、データ収集と整理を行い論文執筆を行った。研究成果の発信については、国境をまたいて活動するブリッジ人材に関する研究の成果に基づく論文が、国際経営におけるトップジャーナルであるJournal of International Business Studiesに掲載され、2022年に同じくJournal of International Business Studiesに掲載された逆出向者の研究を発展させ、国境を超える研究活動を行う研究者の知識創造や能力構築に関する論文がAIB Insightsに掲載された。さらに、東洋経済新報社のFDIデータに基づく都市によるFDIの差異の存在に関する研究の学会報告や東南アジアへの多国籍企業の子会社の役割の変化に関するパネルセッションでの報告も行った。その他、多くの論文の掲載やブックチャプターの出版が実現し、進行中でありながらも多くの国際ジャーナルに今後出版可能なパイプラインも実現した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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