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2023 年度 研究成果報告書

「ライフコースと世代」の再編に関する比較家族史的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01567
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関愛知教育大学

研究代表者

山根 真理  愛知教育大学, 教育学部, 特別教授 (20242894)

研究分担者 宮坂 靖子  金城学院大学, 生活環境学部, 教授 (30252828)
平井 晶子  神戸大学, 人文学研究科, 教授 (30464259)
青木 加奈子  京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 准教授 (30737531)
磯部 香  高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (30786158)
長坂 格  広島大学, 人間社会科学研究科(総), 教授 (60314449)
安藤 究  名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (80269133)
李 キョンウォン  岡山大学, 教育学域, 教授 (90263425)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードライフコース / 世代 / 比較家族史 / ジェンダー
研究成果の概要

本研究は20世紀から21世紀にかけて生きてきた人々のライフコースと歴史的時代との関係について考え、家族変動論との対話を行うことで、人生・家族・社会変動の関係を比較史的に捉えることを目指している。対象地域は、韓国、中国、フィリピン、デンマーク、トルコ、日本、主な研究方法はインタビューである。6地域において、2023~4年に、1950年代生まれ、1980年代生まれの人々を対象に、ケアとリプロダクションに重点化したライフコースのインタビュー調査を行った。公開研究会やオンライン・カフェの形で、歴史人口学、家族史との対話を行った。2024年3月に科学研究費報告書を刊行し、同年4月にWebで公表した。

自由記述の分野

家族社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、ライフコース研究と家族変動論の対話をはかる点にある。人生の出来事と歴史的時代のかかわりを具体的に記述、理解するライフコース研究からわかることを通して家族変動論と対話し、歴史的時間のなかの人間の人生と家族変動を結びつけた比較家族史的認識を得ることができると考える。
本研究の社会的意義は、未婚化、晩婚化、少子化、成人期への移行の危機、ケア労働力不足など、現代社会において「少子高齢化」と連動して語られる「ライフコースと世代再生産」の「危機」に対して比較家族史的認識をえることを通して、「ライフコースと世代再編」に関して、冷静で包括的な認識を生みだす可能性を探る点にある。

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公開日: 2025-01-30  

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