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2023 年度 研究成果報告書

「食行動・運動」により健常から認知症発症過程を見出す栄養疫学研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01617
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

丸山 広達  愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (20627096)

研究分担者 野田 愛 (池田愛)  順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (10616121)
高田 康徳  愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (20432792)
山本 直史  愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (40552386)
陶山 啓子  愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50214713)
入野 了士  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (70634418)
斉藤 功  大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード食行動 / 身体活動 / 運動 / 栄養摂取量 / 軽度認知障害 / 要介護認知症
研究成果の概要

特定健康診査等多くの場面で収集されている健康関連情報である『食行動・運動』の変化から認知症や軽度認知障害を予測するための方法の構築を目的に研究を行った結果、横断研究では、レチノール、飽和脂肪酸、低炭水化物スコア、運動習慣の数、歯の本数が多いこと、そしてきちんと噛めることが軽度認知障害に対して予防的な関連があることがわかった。またお腹いっぱい食べることと要介護認知症との関連について分析した結果、要介護認知症発症時期に近い調査時のお腹いっぱい食べることは、要介護認知症との関連がみられたが、発症時期と調査時期との間隔があくと要介護認知症との関連がみられなくなった。

自由記述の分野

栄養疫学・公衆栄養学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた成果の内、特に食行動や運動習慣については、特定健康診査の標準問診項目に着目する等、収集が比較的容易で、かつ特定健康診査の標準問診項目に至っては国内で最も収集されている生活習慣情報であり、それら項目と要介護認知症や軽度認知障害との関連について示せたことは、健診から介護まで一体となった公衆栄養活動の構築に資するエビデンスを提供できたと考える。

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公開日: 2025-01-30  

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