研究課題
本年度の当初計画では①教育機関や医療機関・啓発団体等でのヒアリング調査、②ネットアドバイザーを対象とした啓発プログラム開発、③教師を対象とした啓発プログラム開発、④調査結果の分析と成果報告、を行うことになっていた。①については、医療機関での調査は実施できなかってものの、②③の研修会や出張授業の場でそれぞれの担当者が関係者にヒアリング調査を実施して貴重な知見を得た。②③については、当初計画で予定されていた教員免許状更新講習は前年度から廃止されているため、ネットアドバイザー・教師がともに受講できる研修会や学習会を実施することとし、健康問題全般に関する研修会(8月・群馬県およびオンライン)、群馬県中之条町での報告会(9月、12月)、乳幼児のネット利用問題に関する研修会(12月・オンライン)、ネット依存/ゲーム行動症に関する専門家を招いての学習会(1月・東京およびオンライン)を実施し、さらに小・中学生および保護者向けカリキュラムの検証を兼ねた出前模擬授業を群馬県中之条町(4月、5月、6月、7月、9月、10月、12月、1月、2月)、埼玉県(6月、10月)、青森県(11月)、福島県(12月)で開催してカリキュラム評価を行い、貴重なデータを得た。④の成果報告については、横断型大規模調査ならびに乳幼児保護者調査の報告として、学会報告(2件)、学術論文(2本)、その他(2本)がある。年度内に公表できなかった成果もあり、引き続き関連学会での報告や論文の公表等に務めたい。
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)
群馬大学社会情報学部研究論集
巻: 31 ページ: 1-16
九州女子大学紀要
巻: 60(1) ページ: 101-110
http://www.si.gunma-u.ac.jp/~itoken/kaken2020.html