研究実績の概要 |
本研究は子どもが社会現象(問題や論争)を分析・判断する思考過程を分析し、彼らの思考過程、及び彼らが学び(社会事象との対峙、及び学習へのコミット)へ向かう動機を活用した授業デザインの方法論を開発するものである。 繰越実績を含めて、本年度は以下でその成果の一部を発表した。 ・Noboru Tanaka 'Culture and Tradition at School and at Home’ University of Turku, 38-58, 2021(分担執筆) ・田中 伸「学際性に基づく資質・能力論-汎用的な資質・能力-」『地理歴史授業の国際協働開発と教師への普及』風間書房、pp.79-90、2022(分担執筆) ・田中 伸「レリバンス論とその射程」『レリバンスの視点からの歴史教育改革論』風間書房、pp.53-72、2022(分担執筆) ・中山 智貴・行壽 浩司・田中 伸・吉水裕也「レリバンスの構造転換に着目した社会科地理授業(1)-子どもの切実性と結びつけた地理的な「見方・考え 方」の指導方略-」『岐阜大学教育学部研究報告(人文科学)』70号、Vol.2、pp.21-30、2022
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