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2023 年度 研究成果報告書

経済的見方・考え方を働かせた心温かいエージェンシーの育成をはかる経済教育内容開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01686
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関日本体育大学

研究代表者

猪瀬 武則  日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 期限付特別研究員 (40271788)

研究分担者 高橋 桂子  実践女子大学, 生活科学部, 教授 (50311668)
阿部 信太郎  城西国際大学, 経営情報学部, 教授 (40348438)
山根 栄次  三重大学, 教育学部, 名誉教授 (50136701)
服部 一秀  山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (60238029)
田村 徳至  信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 准教授 (60710085)
宮原 悟  名古屋女子大学, 文学部, 教授 (50239430)
栗原 久  東洋大学, 文学部, 教授 (00345729)
小川 正人  環太平洋大学, 経済経営学部, 教授 (20722367)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードエージェンシー / 経済教育 / ナッジ / ケイパビリティ
研究成果の概要

経済的見方・考え方を働かせ,心温かい経済社会の形成をめざすエージェンシーを保障する経済教育内容開発を行った。単元レベルでの授業実践を通して,プログラムの有効性を検証した。内容開発においては,生徒のエージェンシーを保障するための論理を明らかにし,10単元のプログラム開発をした。実践検証では,「カフェテリアプラン」を中学校社会科で実施した。生徒自身がナッジを構成し,「善き生」(ウェルビーイング)を追究するエージェンシーの保障を図ることにより,生徒は,自律と主体性の確立を果たした。

自由記述の分野

経済教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

教科レベルでのエージェンシーを保障する内容開発は,ほとんど試みられていない状況(2019年当初)であったが,本開発により,新たにエージェンシー保障を試みる授業実践が可能となった。特に,経済教育領域におけるエージェンシー保障は,はじめてのことである。さらに,開発された単元を授業検証することにより,学校教育現場を支援するエージェンシーを保障するプログラム開発の方法および,学校現場との連携プロセスを明示することができた。最後に,フィールド調査での研究協力校での検証授業・分析・検討を通して,一般化可能な実践検証の在り方が示された。

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公開日: 2025-01-30  

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