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2022 年度 実績報告書

ICTツールを用いた多様な発達特性を有する学生の高校・大学・就労接続支援

研究課題

研究課題/領域番号 20H01692
研究機関筑波大学

研究代表者

佐々木 銀河  筑波大学, 人間系, 准教授 (80768945)

研究分担者 村田 淳  京都大学, 学生総合支援機構, 准教授 (00742305)
有海 順子  山形大学, 障がい学生支援センター, 准教授 (50633921)
酒井 貴庸  甲南女子大学, 人間科学部, 准教授 (50744108)
脇 貴典  筑波大学, ヒューマンエンパワーメント推進局, 助教 (60865799)
横田 晋務  九州大学, 基幹教育院, 准教授 (70734797)
竹田 一則  筑波大学, 人間系, 教授 (90261768)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード発達障害 / ICT / 情報連携 / 高大連携 / キャリア支援
研究実績の概要

研究分担者・研究協力者間の連携を促し、研究計画を円滑に遂行するために、2022年4月28日に研究者ミーティングを実施した。
研究Ⅰに関して、定型発達および発達障害のある高校生を対象とした ICTツールを利用した自己理解の促進プログラムに関する介入研究を実施した。発達障害のある高校生と障害のない高校生の合計23名からデータを取得した。次年度に学会発表を予定している。また、当初の想定に反し、高校生対象の実験結果を分析したところ、ICTツールで想定しない認証不具合が判明し、ICTツールの認証システムの大幅な改修が必要となった。
研究Ⅱに関して、シミュレーション動画に対して、対象者が動画のどの部分に注目するのかを確認するため視線計測を行い基礎的データを得た。また、ICTツールの大幅な改修が必要となったため、今年度の計画を延期し、シミュレーション動画を用いた研究について研究計画を立案した。
研究Ⅲに関しては、研究の進展に応じて、研究内容を変更する必要性が生じた。発達障害の診断や傾向のある学生が、どのような時に、どのようなきっかけで得意・苦手について気づくようになるのかを明らかにするために、次年度に日誌法調査を行う方向性で計画を立案した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の想定に反し、高校生対象の実験結果を分析したところ、想定しない認証不具合が判明し、ICTツールの認証システムの大幅な改修が必要となった。そのことから、研究Ⅱ・Ⅲを含めて、研究計画の修正が必要となったため

今後の研究の推進方策

研究Ⅰに関して、高校生対象の研究結果の学会発表および論文投稿を行う。
研究Ⅱに関して、発達障害のある大学生と障害のない大学生を対象として、自己理解促進プログラムの効果検証実験を行う。
研究Ⅲに関して、発達障害の診断や傾向のある大学生・大学院生のうち、自身の強みや弱みにどのようなタイミングや要因で気づくかについて、日誌法調査を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高校生における学生生活の困りごと質問紙の信頼性・妥当性2022

    • 著者名/発表者名
      佐々木 銀河; 髙橋 知音
    • 学会等名
      日本LD学会 第31回大会

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公開日: 2024-12-25  

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