研究課題/領域番号 |
20H01713
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
重田 勝介 北海道大学, 情報基盤センター, 准教授 (40451900)
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研究分担者 |
八木 秀文 東北大学, オープンオンライン教育開発推進センター, 特任講師 (00740127)
武田 俊之 関西学院大学, 高等教育推進センター, 教育技術主事 (70227031)
金子 大輔 北星学園大学, 経済学部, 教授 (70397438)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 教育学習支援システム |
研究実績の概要 |
本研究で提案するST-OERを開発した。具体的には、OER「オープンエデュケーションと未来の学び」(http://www.daigomi.org/jmooc14-openedu/home.html)を用いて、Markdown形式で学習目標や知識構造を記述したST-OERを作成した。加えて、学習履歴データを評価分析し、知識構造の修正や学習目標の変更、それに伴うコンテンツの入れ替えなど、ST-OERの改善に反映する手法を提案した。具体的には、ビデオ教材の視聴状況とクイズへの正答率などの学習状況や達成度評価を、ST-OERに付与するメタ情報を加筆することで、改善の記録を残すMarkdownとyaml形式による記述方法を開発した。さらに、学習支援ポータルサイトのプロトタイプを開発した。ST-OERの教材本体とメタ情報を蓄積し、蓄積した教材とメタ情報のバージョン履歴をgitリポジトリで管理するMoodleプラグインを開発し、学習支援ポータルサイト情に構築した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
ST-OERの開発に加え、当初予定していた学習支援ポータルサイトの開発について仕様策定のみならずプロトタイプ開発にまで至ったことから、当初の計画以上に進展していると考える。
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今後の研究の推進方策 |
開発したST-OERおよび学習支援ポータルサイトの評価を行い改善を進めるほか、当該教材とプラットフォームを用いたオンライン教育を行い、本研究の枠組みの有効性を検証する。
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