研究課題/領域番号 |
20H01772
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 (2022-2023) 慶應義塾大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
中川 敦夫 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (30338149)
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研究分担者 |
渡邊 衡一郎 杏林大学, 医学部, 教授 (30230957)
佐渡 充洋 慶應義塾大学, 保健管理センター(日吉), 教授 (10317266)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 認知行動療法 / うつ病 / EBM / 普及実装法 / 医療の質 |
研究成果の概要 |
2010年よりうつ病の認知行動療法(Cognitive behavioral therapy:CBT)が保険診療の対象となったが、わが国ではCBTの治療者数は不足している。本研究は、医療現場でのうつ病のCBT普及法の確立を目指し、CBT初学者が効果的にCBTを実践するためのCBTオンライン・コンサルテーションシステムを開発した。また、CBT初学者がCBTセッションをより実施しやすくするインターネット支援型CBTプログラムを、コンサルテーションを受けながら実施し、その有用性を確認した。
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自由記述の分野 |
認知行動療法、うつ病
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CBTのオンライン・コンサルテーションシステムは、わが国の臨床実情に合わせた形での教育アウトリーチ手法で、これまでCBTを実施されてこなかった医療機関において効果的にCBTが実施できた。わが国ではCBT治療者数は不足しているため、CBTの普及実装法を確立した点で学術的意義は高く、また臨床的アンメットニーズ克服のための手段の一つとして社会的意義が大きい。
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