研究課題
これまでの開発により微小試料から信号強度を得る道筋が得られたが、PEプレスを用いた2段式加圧においては高荷重下で超硬製のアンビルの隙間が狭くなり中性子が吸収されるため、高圧下での信号の取得に時間を要することが課題となった。今後、本研究で得られた知見をもとに、6軸型マルチアンビルプレスを用いた多段階加圧方式として引き続き開発を進めていくく予定である。また、質の高いデータを取得することを目的として、MA68セルを併用し氷の高温高圧相の中性子回折データを取得した。実験では試料を金属カプセルに封入し22万気圧まで加圧したのち加熱を行った。750Kまでの高温でのIce VII相の回折パターンの取得に成功し、現在成果を取りまとめ中である。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Zeitschrift fur Kristallographie - Crystalline Materials
巻: 0 ページ: 1-28
10.1515/zkri-2024-0001