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2022 年度 研究成果報告書

強磁性体ナノウィンドウによる色中心スピン対のもつれ制御

研究課題

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研究課題/領域番号 20H02178
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分21050:電気電子材料工学関連
研究機関東北大学

研究代表者

金井 駿  東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (40734546)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードスピントロニクス / 量子ビット / 固体中スピン中心 / スピンコヒーレンス / 位相緩和時間 / 磁性体
研究成果の概要

多量子ビットでユニバーサルゲートセットを構成するため、①各ビットの(Pauliゲート)操作、及び②ビット同士の相互作用を介した制御NOT(またはSWAP)操作を両立する必要がある。②のためには何らかの手法で量子ビット同士に相互作用をもたらす必要があり、ここでは近接させた量子ビット同士の電磁気的相互作用によるもつれの実現方法を明らかにした。磁性体ナノ構造を近接させることにより、近接スピン中心同士へのRF磁場がユニバーサルゲートセットを構成可能であること、また、対称性の高い母体結晶、スピン中心の組み合わせにおいてもゲートセットを構成可能であることを明らかにした。

自由記述の分野

スピントロニクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、スピン中心を用いた量子ビットの大規模化に必要となる、近接スピン中心の構成方法を調べました。ここで可能性が広がった母体材料やスピン中心材料を用いることにより、多量子ビットを実現する固体中のスピン中心の機能性を大きく広げることが予測されます。したがって、本研究の成果は、量子ビット、特に固体中のスピン中心を用いた情報処理研究の基盤技術となることが期待されます。

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公開日: 2024-01-30  

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