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2023 年度 研究成果報告書

大規模神経構造可視化を実現するコンピュテーショナル・ストレージ技術の研究開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20H02194
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
研究機関東北大学

研究代表者

田中 陽一郎  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (60801123)

研究分担者 山本 英明  東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (10552036)
グリーブス サイモン・ジョン  東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (60375152)
平野 愛弓  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (80339241)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードコンピュテーショナル・ストレージ / 神経構造 / 可視化
研究成果の概要

神経構造3次元可視化解析を可能とする分散KVS型オブジェクトストレージを実装したコンピュテーショナル・ストレージ解析システムを開発した。システム内データ配置を最適化し神経構造可視化ツールで性能向上を検証、HDDクラスタ並列転送エッジキャッシュによりデータアクセス性能の大幅向上を達成した。人工培養神経回路の刺激応答特性解析、リザバーコンピューティング特性の解析、炎症性サイトカインによる活動変調効果の解析に成功した。
マイクロ波アシスト型及び熱アシスト型の垂直磁気記録において、上下2層の記録層を用いた多重分離記録のメカニズムを明確に示し、それぞれ記録密度を現行技術の2倍に高めることを検証した。

自由記述の分野

電子デバイスおよび電子機器関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳神経科学領域で必要とされるPB級大規模データによる3次元可視化解析に対し、データ移動を最小にして解析を可能とするエッジ配置型分散オブジェクト・コンピュテーショナル・ストレージの基礎構成を試作し、基本性能を検証することができた。大規模データの解析効率を高め、ビッグデータ創出源におけるリアルタイム解析をも可能とする道筋を明確に示すことができたと考える。従来の垂直磁気記録方式によるHDDの記録容量を2倍に高める多重記録方式の有効性を検証することができ、本コンピュテーショナル・ストレージの大容量記憶性能を飛躍させる原動力になることが示された。

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公開日: 2025-01-30  

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