プラスチック光ファイバーを利用した数種類のセンサを利用して多様なモニタリングを実施できることを示した.特に,土砂災害の予兆を早期に検知するためのセンサを安価で製造し,それらのセンサが捉えるデータをできるだけ多くの箇所で処理できるよう,携帯電話で使用できる新しい画像処理アプリを製作した.このアプリによって,これまでのデータ処理に係るハードウェアのコストを3000分の1程度に抑えることができるようになったため,その他の費用を含めても,土砂災害の予兆検知のモニタリングに必要なコストを従来の10分の1程度に抑えることに現実的な可能性があることを示した.
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