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2022 年度 研究成果報告書

直下型地震による緩傾斜地盤の長距離流動型災害の原因究明とその防災対策

研究課題

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研究課題/領域番号 20H02244
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分22030:地盤工学関連
研究機関九州大学

研究代表者

Hemanta Hazarika  九州大学, 工学研究院, 教授 (00311043)

研究分担者 Rohit Divyesh・Mohanbhai  九州大学, 工学研究院, 学術研究員 (30944508)
飛田 哲男  関西大学, 環境都市工学部, 教授 (00346058)
岡村 未対  愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (50251624)
清田 隆  東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70431814)
兵動 太一  富山県立大学, 工学部, 講師 (80749078)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードPalu震災 / 直下型地震 / 緩傾斜地盤 / 長距離流動 / 液状化 / 水膜現象
研究成果の概要

本研究の目的は、①2018年にインドネシア・スラウェシ島中部の内陸直下型地震(Mw = 7.5)によってPalu市内の数ヶ所で発生した緩い傾斜地盤の長距離流動化現象に着目し、その原因を地質構造と地盤特性の両面から究明し、②世界の類似の地域で、同規模の地震により、同様の被害が引き起こされる危険性の評価を行うことである。本研究では、現地調査データの分析、現地土の室内土質試験、模型実験および地質構造を再現した数値シミュレーションを通じて、内陸直下型地震における低勾配地盤のすべりの脆弱性のメカニズムを解明し、流動距離の評価方法を確立した。

自由記述の分野

地盤工学・地盤防災学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、同規模の地震を想定して、我が国で類似の地質構造を有する地域のハザードマップを作成することが可能となり、その地震防災対策の策定およびレジリエントな街づくりに大きく貢献できる。また、大地震時における社会基盤施設の安定性向上について新たな指針を与えることに、本研究は豊富な社会的意義を有している。

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公開日: 2024-01-30  

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