研究成果の概要 |
本研究の目的は、申請者独自の手法「反射往復デトネーションサイクル」を用いて、燃焼器内部を光学可視化し、デトネーション波の伝播メカニズムを解明し、圧力ゲイン燃焼を阻害する要因を明らかにすることである。 反射壁間距離W=25、45mmの2つの燃焼器を作成し、自発光可視化、およびシュリーレン光学可視化を実施した。その結果、無次元デトネーション波伝播距離(W/n*h)がおおよそ3程度を維持することが明らかになった(Taguchi et al., Combustion and Flame, 2022)。ここで、Wは反射壁間距離、nはデトネーション波の枚数、hは予混合気の充填高さである。
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