• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

拡張融解金属錯体法によるナノ粒子合成法の開発と3D人工格子への展開

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20H02499
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分27010:移動現象および単位操作関連
研究機関山形大学

研究代表者

冨樫 貴成  山形大学, 理学部, 教授 (80510122)

研究分担者 名嘉 節  国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主席研究員 (30344089)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード有機無機ハイブリッドナノ粒子 / 無溶媒合成 / 精密サイズ制御
研究成果の概要

本研究では、ナノ粒子無溶媒合成・精密サイズ制御の両立する合成コンセプトを可能とする金属錯体設計指針を確立し、より広範囲の金属・金属酸化物ナノ粒子合成へと発展・拡張を目的に研究を進めた。精密サイズ制御を可能とする金属錯体の同定自在なサイズ制御の実現とした。金属錯体の配位子と分解温度の関係及び非破壊の分解温度評価法の開発、3次元人工格子開発へ向けたナノ粒子構造(サイズ・配位子)とナノ粒子分散挙動の定量的評価を行なった。

自由記述の分野

ナノ材料合成

研究成果の学術的意義や社会的意義

液相法によるナノ粒子合成は多量な溶媒・廃液が環境・原料コスト的な問題があり社会実装の大きな障壁となっていた。本研究では、申請者独自技術である融解金属錯体法によ無溶媒単分散ナノ粒子の自在精密サイズ制御合成の汎用性向上を目指し研究を進めた。この成果により、所望の構造・性質を有するナノ粒子を簡便かつ低コストで合成可能とした本成果は、ナノ粒子を原料とした材料合成の開拓、ナノ粒子分散挙動などの基礎物性の評価を可能とする点に学術的意義がある。さらに、低コスト・簡便なナノ粒子合成法はナノ粒子の社会実装をする上で社会的意義もある。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi