噴霧熱分解法を用いて、硫黄過剰不定比組成硫化銅(CuSx+1, 0≦x≦1.0)を合成した。また、それらの材料の電気化学測定により、CuS1.58の組成の材料が電気化学特性に優れていることを明らかにした。さらに、この材料をアセチレンブラックと複合化することで、極めて大きな放電容量を示すことを見出した。また、LiNi1/3Co1/3Mn1/3O2球状ナノ構造粒子の合成とその表面へのLiNbO3およびLi2Si2O5のコーティングも試みた。更にその上、原料溶液にクエン酸塩を添加した噴霧熱分解法により球状多孔質LiCoPO4マイクロ粒子の合成が可能であることも明らかにした。
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