溶液成長ZnO自立ナノロッド(NR)配列配列の超高面密度化・完全配向化を実現した。成果の詳細は以下①~④に示す。①SEM-CL顕微発光分光装置内のプローバ電極により単一NRのその場I-V測定を行う手法を開発した。②溶液成長ZnO NRの電気伝導率が酸素アニール処理後に3桁低減することを示した。この電気的絶縁化の起源をZnO欠陥発光のアニール温度依存性から解明した。③ZnO NR配列の下地層としてSi基板上Au薄膜の作製条件を精査した結果、構造全体でヘテロエピタキシャル成長を実現し、エピタキシャル関係を解明した。④微小球UVリソグラフィを用いたZnO選択成長によりNR面内配列の周期化を試みた。
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