研究課題
外周部にかさ高い置換基をもつジアザポルフィリン錯体触媒の合成を行い、アルカンのC-H結合酸化反応に対する触媒活性を調べた。鉄錯体に関しては高い反応性を示したが、他の金属錯体は触媒調整が難航した。実際得られた錯体は活性を示さなかった。
3: やや遅れている
かさ高い置換基をもつジアザポルフィリン錯体触媒の合成の再現性がとれず、触媒活性の検討が難航したため。
π骨格の外周部にかさ高い置換基を導入するのではなく、ジアザポルフィリンのmeso位窒素上への置換基導入を行い、電子状態の調整を行い、目的反応の検討を行う。
すべて 2021
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
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