研究課題/領域番号 |
20H03011
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
滝 久智 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (80598730)
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研究分担者 |
永光 輝義 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (30353791)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 再採集 / 標本 / 過去 / 現在 |
研究実績の概要 |
本研究では、1959年、1969年、1979年、1989年に、故坂上昭一博士が北海道札幌市において定量的に採集したハナバチ標本とそれらの訪花植物のデータを整理するとともに、同じ場所で同じ方法にて再度現在のハナバチの採集とそれらの訪花植物のデータの採取および整理をすることを目標にしている。されに、得られた過去と現在の標本データを利用して、個体数および種数や機能群の変化、送粉ネットワーク構造の相違を明らかにすることを目指している。当該年度は、過去の採集に携わった研究者から聞き取りを行い、1959年、1969年、1979年、1989年に定量的なハナバチサンプリングが行われたことを確認した。なお、一部の調査結果についてはまとめられていることを再確認し、サンプリング様式などの調査方法についてもその成果物に記載されていることを確認した。また聞き取りにより調査方法に相違がないことも明確にした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定の変更はあったもののおおよその当該年度の目標については達成したと考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
過去と現在の標本の同定と整理を継続するとともに、説明変数について検討をはじめる。
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