研究課題/領域番号 |
20H03076
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40040:水圏生命科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
ニシハラ グレゴリーナオキ 長崎大学, 海洋未来イノベーション機構, 教授 (40508321)
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研究分担者 |
遠藤 光 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 助教 (00523630)
田中 厚子 琉球大学, 理学部, 助教 (40509999)
寺田 竜太 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 教授 (70336329)
佐藤 陽一 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 客員研究員 (70361144)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | blue carbon / seaweed / macroalgae / climate change / global warming |
研究成果の概要 |
二酸化炭素濃度の増加による地球温暖化と海洋生態系への影響を緩和するために、海藻養殖場がブルーカーボン生態系として炭素を吸収する能力を評価した。沖縄県のオキナワモズク養殖場と宮城県のワカメ養殖場を長崎県の天然における藻場生態系と比較し、海藻種と養殖場の位置が炭素吸収能力に影響すること、海藻種や養殖場間の吸収能力が大きく変動することを示した。
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自由記述の分野 |
水圏植物生態学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
炭素隔離は、気候変動緩和のための重要なプロセスである。特に、自然を利用した吸収は、環境保全と食料安全保障を促進するために、魅力的な戦略である。本研究の成果は、海藻養殖場や海藻生態系による炭素隔離の能力を明らかにし、海藻生産と生態系保護への取り組みにつながると期待される。
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