• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

アルケン型ペプチド結合等価体の分子特性の解明と創薬応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20H03363
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
研究機関静岡大学

研究代表者

鳴海 哲夫  静岡大学, 工学部, 准教授 (50547867)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード中分子ペプチド / 生物学的等価体 / アルケン / 非共有結合性相互作用 / β-ターン構造 / グアニン四重鎖構造
研究成果の概要

アルケン型ペプチド結合等価体の分子特性を解明するために、ペプチドの構造形成や機能発現に重要な非共有結合性相互作用のミミック効果について検討し、アルケン上の置換基を起点とする立体効果や立体電子効果が、活性発現や分子認識に重要なペプチドのコンフォメーションの安定化に極めて重要な役割を果たしていることを明らかにした。これらの知見をもとに、グアニン四重鎖構造に選択的に結合する中分子ペプチドの創出に成功した。

自由記述の分野

創薬化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、中分子ペプチド創薬において有用なバイオイソスターであるアルケン型ペプチド結合等価体について、それぞれの等価体には化学的特徴や固有の機能があり, アルケン上の置換基が特性を決めることを明らかにした点にある。これは様々なパラドックスや活性低下が問題となっていたアルケン型ペプチド結合等価体の創薬応用において、その解決策と明確な設計指針を提供するものである。これらの知見は、中分子ペプチド創薬の加速化につながることから、社会的意義も高い。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi