研究課題
応募者らは、PHLDA3ががん抑制遺伝子であり、Akt抑制因子をコードしていることを明らかにした。また、①膵NET症例解析から、おおよそ7割の症例でPHLDA3機能が失われていること、②PHLDA3機能が失われている膵NET患者の予後は不良で、がんの悪性度が高いことを示した。本研究では、PHLDA3遺伝子欠損NETマウスモデルおよびNET細胞株を対象に、正常な神経内分泌組織から前がん病変、さらには悪性NETへと変化する過程を分子レベルで解析し、NET発症の進行とともにどのような細胞内シグナルの異常が生じるか、その分子メカニズムを解明した。また、ヒトNETコホートを用いた網羅的ゲノム解析の結果とマウスモデル等から得た結果とを比較検証した。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
Cancer Letters
巻: 553 ページ: 215983
10.1016/j.canlet.2022.215983
Journal of Investigative Dermatology
巻: 142 ページ: 1040-1049
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https://www.ncc.go.jp/jp/ri/division/fundamental_oncology/index.html