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2022 年度 研究成果報告書

パーキンソン病の病態における糖鎖修飾異常の関与

研究課題

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研究課題/領域番号 20H03584
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部)

研究代表者

黒田 由紀子  独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), その他部局等, 研究員(移行) (70398014)

研究分担者 三ツ井 貴夫  独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), その他部局等, その他 (80294726)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードパーキンソン病
研究成果の概要

私達はパーキンは細胞内で一部がO-GlcNAc修飾(O-GlcNAcylation)されてミトコンドリアに局在していることを見出した。糖化パーキンに脱糖鎖切断酵素のO-glycosidaseとSialidase Aを同時に添加した場合に非糖化パーキンのバンドの高さにシフトした。単糖分析ではO型糖鎖結合されていることが明らかとなった。グライコブロッティング法では(HexNAc)1が主要成分であり、Click-iT反応でもO-GlcNAc修飾が確認された。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた知見より、哺乳動物細胞内でパーキンの一部はO-GlcNAcを含むO型糖鎖が付加されていることは確実である。我々は本研究においてO-GlcNAc 修飾機構の異常がパーキンソン病の発症要因になりうるか否かを、家族性パーキンソン病である PARK2 において、さらには孤発性パーキンソン病において明らかにするために計画された。

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公開日: 2024-01-30  

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