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2023 年度 研究成果報告書

神経発達障害の脆弱性と予測因子に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20H03595
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

中村 和彦  弘前大学, 医学研究科, 教授 (80263911)

研究分担者 上野 伸哉  弘前大学, 医学研究科, 教授 (00312158)
斉藤 まなぶ  弘前大学, 保健学研究科, 教授 (40568846)
古川 智範  弘前大学, 医学研究科, 助教 (60402369)
下山 修司  弘前大学, 医学研究科, 助教 (60736370)
坂本 由唯  弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (60770386)
足立 匡基  弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (50637329)
高橋 芳雄  弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70760891)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード神経発達症群 / 自閉症 / 注意欠如・多動症 / メタボローム解析 / 5歳児発達健診
研究成果の概要

某市において5歳児発達健診を行い、神経発達障害群に対して血清、遺伝子など10年分のデータを解析した。血漿中のメタボローム解析では、ASDに関しては有意差を示すアミノ酸群が見つかり、ADHDに関しては有意差を示す生体アミン、脂肪酸が見つかった。ASDとADHDの合併では4種類の因子で有意差を示した。そして神経発達障害群において睡眠とフェリチンとの関連がみられ、ASD群の女児はオキシトシン値とコナーズの多動性と正の相関がみられた。

自由記述の分野

子どもの精神医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

2次発達健診で神経発達障害群の診断がついた5歳児約650名の血漿をメタボローム解析することでASD、ADHDの診断マーカーもしくは病態解明につながる因子がいくつか明らかになった。ASD、ADHDと睡眠やオキシトシン値との関連もわかり、ASDやADHDの病態解明につながる結果が得られたことは学問的意義があり、ASDとADHDは同じ群にあり、臨床的にそれを意識することは臨床的にも意義があり、社会に還元できる。

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公開日: 2025-01-30  

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