研究課題/領域番号 |
20H03606
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
森口 翔 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40594776)
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研究分担者 |
三村 將 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00190728)
高畑 圭輔 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員(任常) (20645311)
中島 振一郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60383866)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 治療抵抗性うつ病 / MAOーB / PET |
研究実績の概要 |
COVID19による被験者組み入れの遅れが生じていた。PETの撮像数も減っておりスピードは遅れているが、慶應義塾大学病院だけでなく関連病院の協力を得て、比較的被験者のリクルートを進められている。現時点 で、本研究の検査であるPET検査やマルチモーダルMRIに関する有害事象、実施計画書からの逸脱は認められていない。また脱落例も認められていなく、本研究 における研究全体の基本的な手順は遵守されていると判断する。 予備解析では、患者群でMAOB結合能の若干の増加を認めた。今後、被験者を最終目標まで増やし、解析も行なっていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID19による被験者組み入れの遅れが生じていた。
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今後の研究の推進方策 |
これまで通り、被験者の組み入れを進め、臨床評価、PET撮像、MRI撮像、採血を行っていく。うつ病患者群、健常群の計測と解析を進め、それぞれの群間比較を行う予定である。PETのMAOB結合能のみではなく、MRIデータについてもそれぞれの群で解析し、群間比較およびこれらの関係に ついて解析する予定である。
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