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2023 年度 研究成果報告書

骨軟部腫瘍を制圧できる全身性癌免疫誘導の革新的な免疫遺伝子・ウイルス治療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20H03645
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

小戝 健一郎  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (90258418)

研究分担者 永野 聡  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50373139)
三井 薫  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (40324975)
伊地知 暢広  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (80380624)
入江 理恵  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 技術職員 (90381178)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード癌 / ウイルス / 遺伝子 / 免疫学
研究成果の概要

腫瘍溶解性ウイルス(OV)のm-CRAプラットフォーム技術で開発したSurv.m-CRA-1は医師主導治験で安全性・治療効果を示し、GM-CSF発現調節型・Surv.m-CRA-2の非臨床研究も進めてきた。本研究では、局所投与で全身性抗腫瘍免疫を誘導し、全身の転移・浸潤巣を抑制する新技術開発を行った。
新規のケモカインやサイトカインの遺伝子を発現するOVは、in vivo動物実験で原発巣への治療効果と全身性抗腫瘍免疫誘導で転移巣抑制効果を実証した。免疫チェックポイント、新規のがん関連表面分子の抗体遺伝子、可溶性膜蛋白遺伝子を発現する新規OVを開発し、機能することを実証した。

自由記述の分野

遺伝子治療学

研究成果の学術的意義や社会的意義

独自開発のm-CRAプラットファオーム技術で、新規の治療遺伝子・発現システムを搭載する次世代OVを開発することは、科学的な独創性と意義が大きい。さらにこれらの新規OVが革新的治療作用を示し、本研究の科学的成果が最終的に画期的な癌治療薬の実現に繋がれば、その科学的、社会的意義は限りなく大きい。さらに本邦で遅れている本遺伝子治療の分野で、本研究成果が本邦発の画期的創薬開発に繋がれば、この分野全体の発展に貢献するという意義もある。長期的には「本邦発の革新医薬の創出」により国民福祉や経済の向上という大きな波及効果も期待できる意義を持つ。

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公開日: 2025-01-30  

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