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2022 年度 研究成果報告書

急性NK白血病における腫瘍微小環境解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20H03716
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関東海大学

研究代表者

幸谷 愛  東海大学, 医学部, 教授 (00517477)

研究分担者 前田 高宏  九州大学, 医学研究院, 教授 (00791972)
半田 寛  群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90282409)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードアグレッシブNK白血病 / Epstein Bar virus
研究成果の概要

アグレッシブNK白血病に対して微小環境の包括的な解析を目指しPDXマウスを6例構築し、微小環境に注目してヒトとマウスの配列差を用いたインターラクトーム解析を行った。複数のソフトを用いて網羅的スクリーニングを行い、10対の治療標的候補遺伝子対を選出し、それらをCas9を用いて欠損させたPDXマウスを樹立し、トランスフェリン受容体(TfnR)を含む7遺伝子の欠損による増殖抑制が認めた。特に抗ヒトTfnR 抗体の投与による生存延長が顕著であり、AMEDの支援を受け、R5年度に医師主導試験が開始された。

自由記述の分野

血液内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

アグレッシブNK白血病は、本邦では、年間発症数が20人から30人という希少疾患であり、進行が早く、生存中央値は2ヶ月未満である。希少疾患故、病態解析が進まず、標準治療法がない。しかし、AYA世代を含む若年者に発症する特徴や欧米では更に頻度が低いため、我が国から治療法開発をしていくべき疾患である。臨床治験を開始するところまで、研究成果をつなげられた本研究の社会的意義は極めて高いと考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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