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2022 年度 実績報告書

集中治療後症候群(PICS)の病態解明と脳内炎症制御に注目した治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 20H03781
研究機関神戸大学

研究代表者

井上 茂亮  神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (30582209)

研究分担者 松本 理器  神戸大学, 医学研究科, 教授 (00378754)
西田 修  藤田医科大学, 医学部, 教授 (20208185)
曽良 一郎  神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (40322713)
黒田 泰弘  香川大学, 医学部, 教授 (80234615)
小谷 穣治  神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (80360270)
山下 公大  神戸大学, 医学部附属病院, 特命准教授 (80535427)
酒井 良忠  神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (90397802)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード集中治療後症候群 / 敗血症
研究実績の概要

スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)依存性のリンパ節からのリンパ球の脱出を阻害するFTY720を投与した敗血症マウスでは、神経炎症の解消と抑うつ状態の緩和が遅れていた。敗血症マウスのFTY720投与有無による脳内T細胞の解析では、FTY720未投与マウスでは脳内で制御性T細胞(Treg)とTh2細胞の増加が見られたが、FTY720投与マウスでは30日目に脳内でTh17の増加が見られた。さらに、FTY720を投与した敗血症マウスでは、大脳皮質のアストロサイトの数が30日目に減少したままであった(Saito, Inoue et al. Brain Behav Immun. 2021)。これらの結果は、浸潤したTregおよびTh2細胞が、敗血症の慢性期における神経炎症を解消することにより、SAEを軽減し、SAEが誘発する精神障害を緩和することに寄与することを示唆している。

現在までの達成度 (段落)

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2023-12-25  

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