研究成果の概要 |
我々は、椎間板変性の原因遺伝子CILPを同定し(Nat Genet, 2005)、そのTg miceは、加齢により変性が促進した(BBRC, 2014)。今回我々は、ヒト皮膚細胞にKlf4, c-Myc, NOTO, SOX5,6,9遺伝子を導入し、direct reprogramming法と3次元培養の併用によりiPS髄核細胞を作成することに成功し、報告した(IJMS, 2022)。これで、ヒト皮膚細胞から直接髄核細胞を作成でき、細胞治療が可能となる。また思春期特発性側弯症の原因として黄色靭帯肥厚が関与する可能性も突き止めた(IJMS, 2022)。
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