• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実績報告書

CRISPRスクリーニングによる緑内障感受性遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 20H03838
研究機関東北大学

研究代表者

中澤 徹  東北大学, 医学系研究科, 教授 (30361075)

研究分担者 小林 航  東北大学, 大学病院, 助教 (20646442)
佐藤 孝太  東北大学, 医学系研究科, 助教 (50732327)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード緑内障
研究実績の概要

本研究では緑内障関連遺伝子の神経脆弱性について検討した。東北大学メディカルメガバンク機構が構築したSNPアレイであるジャポニカアレイを用いたSNPタイミングからゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施し、得られたゲノムワイド有意水準を超える遺伝子をゲノム編集するためのレンチウイルスベクターCRISPRライブラリーを構築した。また評価に用いる培養細胞としてヒト神経芽細胞株SH-SY5Y細胞にSpCas9を恒常的に発現する安定発現細胞株を樹立した。本細胞とレンチウイルスベクターによるゲノム編集が実施可能かどうかを検証するため、陽性コントロールとして緑内障関連遺伝子であるCDKN2B-AS1をゲノム編集し遺伝子変異が導入されることを確認した。また、このCDKN2B-AS1遺伝子変異導入細胞は通常培養条件下で細胞死が有意に引き起こされることから、CDKN2B-AS1の遺伝子変異は神経細胞の脆弱性を関わることが示唆された。現在、本成果をまとめ論文投稿中である。さらに、本SpCas9安定発現細胞株に対しレンチウイルスベクターCRISPRライブラリーを処理したところ、ランダムに緑内障関連遺伝子がゲノム編集された細胞群はアポトーシスが誘導されることを確認した。このアポトーシスが誘導される細胞集団をFACSで単離した。今後、この細胞を次世代シーケンサーで解析し、ゲノム編集された遺伝子を同定し解析を進める予定である。

現在までの達成度 (段落)

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi