研究課題/領域番号 |
20H03876
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
魚島 勝美 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50213400)
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研究分担者 |
加来 賢 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (30547542)
長澤 麻沙子 新潟大学, 医歯学系, 助教 (40612239)
秋葉 陽介 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70547512)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 骨移植 / 骨細管 / 骨吸収 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
試行錯誤によって骨組織に対する透明化(Cubic法)の最適なプロトコルを見出した。また、骨移植後の移植骨における骨細管ネットワークを観察する方法として、二光子顕微鏡による観察と鍍銀染色を用いたところ、移植2週間には移植骨と母骨との間に骨形成が観察され、1週間後には観察されなかった骨細管の再生が観察された。今後は長期の実験期間を設定し、移植骨全体の骨細管ネットワークの寸断と再生および移植骨周囲からの骨吸収との関連を観察することが可能となった。
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自由記述の分野 |
補綴歯科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに報告されていない骨組織の透明化によって、切片ではない骨標本の骨細管を立体的に観察できるようになった。また、骨移植に伴う骨細管ネットワークの寸断と再生に関する観察を行うことができ、今後の長期実験期間の設定によって、当初の目的である移植骨の吸収と骨細管ネットワークの再生の関係性が見出せる端緒となった。
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