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2023 年度 研究成果報告書

リポジトリとiPS細胞バンクを基盤とした睡眠時ブラキシズム発症機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20H03882
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

馬場 一美  昭和大学, 歯学部, 教授 (80251536)

研究分担者 赤松 和土  順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (60338184)
西山 暁  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40359675)
美島 健二  昭和大学, 歯学部, 教授 (50275343)
中村 史朗  昭和大学, 歯学部, 教授 (60384187)
高場 雅之  昭和大学, 歯学部, 講師 (30384192)
井上 富雄  昭和大学, 歯学部, 教授 (70184760)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード睡眠時ブラキシズム / iPS細胞
研究成果の概要

本研究では、先行研究で見出した睡眠時ブラキシズム(SB)に関連する一塩基多型による神経細胞の機能的差異の解析を目標に、SBのリポジトリの構築を試み、また、SB患者由来ニューロンに共通する機能異常をゲノムレベルで検出、表現型の分類を目指すものであった。対象者より臨床所見、睡眠中の筋活動レベルの記録を行い、データベースとしてのリポジトリへの登録を行った。さらに、SB患者およびコントロールのiPS細胞を樹立、神経細胞へと誘導した。神経細胞を用いてトランスクリプトーム解析による発現変動遺伝子の探索を行い、その結果、両群間の遺伝子発現パターンには系統的な差異が存在することが示唆された。

自由記述の分野

補綴歯科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

睡眠時ブラキシズム(睡眠中の歯ぎしり)は様々な歯科的問題の原因となり得るが、メカニズムはまだ不明な点も多い。この研究によって構築された睡眠時ブラキシズムのリポジトリを発展させ、さらにiPS細胞由来神経細胞での解析がより詳細に行われることで、発症メカニズムの解明が進むことが期待でき、この成果は、個々人の病態に応じて歯科医療を提供する、オーダーメイド医療に寄与することができると考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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