親子の相互作用を重視した観察法に基づく虐待予防・育児支援システムの開発研究

2020 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 20H03999
• 研究機関: 東京都立大学
• 研究代表者: 園部 真美 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (70347821)
• 研究分担者: 斉藤 早香枝 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (50301916) ; 木村 千里 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (60520765) ; 澤田 優美 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00585747) ; 鈴木 香代子 東京有明医療大学, 看護学部, 特別研究員 (50372876) ; 臼井 雅美 東邦大学, 健康科学部, 教授 (50349776) ; 草薙 美穂 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (90326554) ; 三國 久美 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (50265097) ; 大森 貴秀 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60276392) ; 三上 謙一 北海道教育大学, 保健管理センター, 准教授 (90410399)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: Infant CARE-Index / NCAST / 親子相互作用 / 虐待予防 / 育児支援

研究実績の概要

研究協力施設の制限も解消され、分析に必要なデータ収集が行われた。Infant CARE-Index
に基づく親子のビデオデータ以外のNCASTデータ、質問紙調査の分析を行い、研究メンバー間で検討会を開催した。アダルトアタッチメントインタビューによる２次調査も実施することができた。

現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

協力施設が感染対策のため閉鎖していた時期があり、データ収集に時間がかかり目標数まで集めるのに当初の予定より遅れた。収集したデータ分析のうち、ICIデータに関しては、講習会受講者の中でリサーチレベル（level２）取得者がおらず、有資格者を探して依頼するのに時間を費やしたが現在はICIデータの分析も進行中である。

今後の研究の推進方策

ICIデータ分析を有資格者に依頼したが、日本人データを分析するためのアセスメントの方法に関しては、今後検討会を開催して有資格者からアセスメント方法を教授してもらう予定である。

研究成果

• [学会発表] 乳幼児と親子の関係性をアセスメントする評価指標－Infant CARE-Indexの紹介 (2020)
  • 著者名/発表者名: 園部真美
  • 学会等名: 日本子ども虐待防止学会第26回各術集会いしかわ金沢大会 大会企画シンポジウム