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2023 年度 研究成果報告書

こどもの生活と発達の「見えづらさ」に着目した状況特定理論の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 20H04006
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関三重県立看護大学 (2022-2023)
関西医科大学 (2020-2021)

研究代表者

片田 範子  三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (80152677)

研究分担者 勝田 仁美  甲南女子大学, 看護学部, 教授 (00254475)
河俣 あゆみ  三重大学, 医学部附属病院, 副看護部長 (40743224)
添田 啓子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 名誉教授 (70258903)
加藤 令子  関西医科大学, 看護学部, 教授 (70404902)
原 朱美  神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (70613800)
及川 郁子  東京家政大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (90185174)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード状況特定理論 / こども / セルフケア / 生活 / 発達
研究成果の概要

本研究は、こどもセルフケア看護理論を基盤とし、こどもの生活や発達の「見えづらさ」の現象と課題を明らかにし、こどもの主体性や健やかな成長を促すことを目指したアプローチにつながる状況特定理論の構築を目的とした。先行研究として取り組んだこどもセルフケア看護理論において、日々、成長・発達し続けるこどもの今後を想定することの困難さがある中で、支援者がどのようこどものセルフケアをとらえ、支援を行っているのかという課題に取り組んだものである。
本研究では、6つの異なる状況(急性期医療、重症心身障害、学童、保育園、特別支援学校、在宅移行)における「見えづらさ」の背景と要因、実践とその効果を明らかにした。

自由記述の分野

看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

こどもの能力を適切に判断することが重要である一方、生命に直結する緊迫した医療を必要とするこどもや慢性疾患や障がいのあるこどもの場合などは、疾患のコントロールや機能低下の予測がつきにくく、今後の生活や発達の想定が難しい。また、健康なこどもであっても多くの社会問題に直面している。
本研究は、現象から中核概念となるこどもの生活や発達の「見えづらさ」を検証するとともに、こどもの発信を見逃さないより具体的な支援を提示することが可能となる。我が国の子育ての分化的背景を踏まえた理論でもあり、こどもの人権や育ちを保障する支援方法を明らかにしたものであると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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