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2023 年度 研究成果報告書

Transitionalケアコンピテンシーを基盤とした地域連携教育プログラム開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20H04008
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

石橋 みゆき  千葉大学, 大学院看護学研究院, 准教授 (40375853)

研究分担者 雨宮 有子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (30279624)
熊谷 忠和  川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (30341655)
佐々木 ちひろ  千葉大学, 大学院看護学研究院, 助教 (50845071)
伊藤 隆子  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (10451741)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードTransitionaiケア / コンピテンシー / 看護 / ソーシャルワーク / リハビリテーション / 教育内容 / 到達目標 / 基礎教育
研究成果の概要

本研究の目的は、看護師(NS)、社会福祉士(SW)、理学療法士(PT)の3職種に共通するTransitionalケアに必要な共通コンピテンシーを明らかにすることである。急性期病院の3専門職12名の診療録及びフォーカスグループインタビューにより収集した退院支援に係る365技術を先行研究の結果を活用して分析した。共通して用いていた技術は、お互いの役割と専門性を尊重する体制を構築しチームで連携・協働する、自己のアセスメント内容を他者評価を織り交ぜ確実なものとする等であった。
3職種に共通するコンピテンシーは、互いの役割と専門性を尊重する、他者に説明するためのコミュニケーション力や態度等であった。

自由記述の分野

地域・老年看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、医療と生活を繋ぐ専門職である、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士の基礎教育に活用できるTransitionalケアに関する共通コンピテンシーを明らかにした点である.3専門職のTransitionalケア能力の涵養には、専門職連携や家族ケアに関する教育等が共通して必要であることが明らかとなった。また、専門家へのインタビューにより、Transitionalケア能力の基盤には多職種や患者、家族と対話ができるコミュニケーション力が必須であることが明らかとなった。本研究は、基礎教育課程において共通コンピテンシーを基盤とした療養の場の移行ケアの共通教育の実装に貢献するものである。

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公開日: 2025-01-30  

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