研究課題
今年度は、京都大学 人と社会の未来研究院 連携MRI研究施設にある磁気共鳴断層撮影装置(MRI装置)MAGNETOM Verio(3.0T)と、それに付属した各種装置、および、イメージングシーケンスおよびイメージングパラメータの最適化等を行った撮像プロトコルを用いて被験者の各種MR撮像を行った、また被験者から各種質問紙を取得した。取得した画像やデータに対しては各種処理を実施し、解析を行った。この際、データ処理の状況を確認しながら、画像処理手法および各種処理パラメータの調整および最適化も実施した。データ処理法については、取得済のデータを総合して分析し、最終的に精度等について検討を行った。データの自動抽出法については、熟練者による手動処理法による結果等と比較を行い、その妥当性の検証を実施したところ、分析に問題ない精度が得られることがわかった。取得した脳画像データについては、各種データ解析を実施し、脳のネットワーク情報・脳のマクロ構造情報、脳の微細構造情報等を取得した。そして、この脳のネットワーク情報・脳(微細)構造情報や顎口腔機能情報と、顎関節情報、筋肉情報、顎口腔状態や摂食に関する情報等を使用して関連性を分析し、リハビリに関する指針の案を導出した。また、それらの結果を踏まて、システムの改良等を実施した。そして、最終的に構築したシステムや分析結果等を検証し、今後の研究等への応用や展開等を検討した。
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Aging Brain
巻: 5 ページ: 100115~100115
Clinical Biomechanics
巻: 113 ページ: 106212~106212
10.1016/j.clinbiomech.2024.106212
Arthritis Research & Therapy
巻: 25 ページ: 61
10.1186/s13075-023-03048-0