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2022 年度 研究成果報告書

スプライシング調節によるエネルギー代謝の最適化を介した寿命制御

研究課題

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研究課題/領域番号 20H04130
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関東京理科大学

研究代表者

樋上 賀一  東京理科大学, 薬学部生命創薬科学科, 教授 (90253640)

研究分担者 三浦 ゆり  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00216574)
小林 正樹  東京理科大学, 薬学部生命創薬科学科, 講師 (30795612)
沖田 直之  山陽小野田市立山口東京理科大学, 薬学部, 講師 (60453841)
中川 嘉  富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 教授 (80361351)
近藤 洋介  東京理科大学, 薬学部生命創薬科学科, 助教 (30778204)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード老化 / 寿命 / カロリー制限 / 脂肪組織 / ミトコンドリア / 脂質代謝 / スプライシング制御
研究成果の概要

カロリー制限(CR)による代謝改善・抗老化・寿命延伸効果は、脂肪組織でのミトコンドリアの量の増加と質の改善が重要であること、またCRによるミトコンドリアの質の改善に関連するミトコンドリアシグナルペプチダーゼの1つであるmitochondria intermediate peptidaseのスプライシングがCRにより変化することを示した。そこで、脂肪組織におけるCRによるスプライシングの変化を、RNAseqデータを用いて網羅的に解析した。その結果、CRによりスプライシング調節に変化が生じている4つの遺伝子を抽出し、組織を解析した結果、2つの遺伝子でスプライシングが変化していることを明らかにした。

自由記述の分野

実験病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、老化の分子メカニズムの解明が進み、科学的に根拠に基づいた老化を制御する予防法や治療法の開発が進められるようになってきた。その中で、老化細胞除去薬やカロリー制限模倣薬がその候補となると考えられている。本研究の推進は、老化制御の分子基盤の解明のみならず、カロリー制限模倣薬の開発に繋がると期待でき、超高齢化社会を迎えている本邦のみならず、近い将来、高齢化が進むであろう世界中の国々の公共の福祉に資すると期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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