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2023 年度 実績報告書

ネットワーク運用自動化に向けたネットワーク障害情報共有知の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20H04171
研究機関東京工業大学

研究代表者

北口 善明  東京工業大学, 学術国際情報センター, マネジメント准教授 (30537642)

研究分担者 石原 知洋  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60588242)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードネットワーク診断 / ネットワーク運用自動化 / エキスパートシステム
研究実績の概要

ネットワーク障害事例共有知の構築手法の研究では、昨年度実装したネットワーク管理・制御システムの定常運用による知見収集と、一般化による適用範囲の拡張に関して研究開発を進めた。構築システムの評価結果を研究会にて報告することで複数の大学キャンパスに対して展開する調整が進み、次年度以降も継続的に適用検討を進める目処が立つに至った。検討結果に関しては、2024年度の研究会にて報告を予定しており、今年度で科研費による研究補助が終了するが、継続的な適用と汎用化に必要な課題解決を進める予定としている。
ネットワーク運用ログによるネットワーク状態把握手法の研究に関しては、サーバ側におけるデータ収集方法の見直しおよび改修作業を進めた。当初の計画期間内での運用開始に至らなかったが、2024年度にサービス公開と実環境における継続的な計測運用を開始し、クライアント側からの計測ログ収集と連携した障害検出手法の確立を目指すこととした。
変動するネットワーク障害検出の研究では、これまで実施していたクライアント側からのアプティブ計測による手法と、無線フレームキャプチャとパケットキャプチャを実施するパッシブ計測を組み合わせたハイブリッド計測手法をプロトタイプ実装し、大学キャンパスネットワークの無線LANサービスにおいて評価実験を進めた。この評価結果は、2024年度の研究会にて発表予定としており、論文化に向けて継続的な研究を進める予定としている。

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 無線LAN環境の品質分析のためのアクティブ・パッシブ複合計測手法2024

    • 著者名/発表者名
      石原 知洋, 北口 善明
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2024-IOT-65 ページ: 1-8

  • [雑誌論文] 異なるキャンパスネットワークにおけるVLAN設定手順の共通要素の抽出と自動化の一検討2024

    • 著者名/発表者名
      大森 幹之, 北口 善明
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2024-IOT-65 ページ: 1-6

  • [雑誌論文] キャンパスネットワーク運用自動化に向けた構成管理システムの実装と評価2023

    • 著者名/発表者名
      北口 善明, 金 勇, 友石 正彦
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2023-IOT-62 ページ: 1-6

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公開日: 2024-12-25  

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