介護職員の業務負担軽減に向けた時空間行動認識に基づく次世代介護プランニング基盤

2023 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 20H04177
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 藤本 まなと 大阪公立大学, 大学院情報学研究科, 准教授 (80758516)
• 研究分担者: 荒川 豊 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (30424203) ; 安本 慶一 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (40273396) ; 中村 優吾 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (60809721) ; 諏訪 博彦 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70447580) ; 水本 旭洋 千葉工業大学, 情報科学部, 准教授 (80780006) ; 松田 裕貴 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 客員准教授 (90809708)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: 時空間行動認識 / Work Attitude / 知的編纂メカニズム / 介護プランニング基盤

研究実績の概要

本研究課題は，4年間の研究期間において，介護職員の業務負担軽減に向けた時空間行動認識に基づく次世代介護プランニング基盤の開発に取り組んでいる.具体的には，次にの4つの研究課題，《課題1》介護行動常時観測のための時空間行動認識基盤の構築，《課題2》マルチモーダルな情報を用いたWork Attitudeセンシング基盤の構築，《課題3》各職員に適した作業内容を自動生成する知的編纂メカニズムの開発，《課題4》介護施設における実証実験に取り組んでいる.当該年度は，《課題1》から《課題3》を用いて，最終課題である《課題4》介護施設における実証実験を2023年後半から2024年前半にかけて約5ヶ月間行い，実験データの収集を行った．現在は，収集したデータを解析・分析中であり，今後学会発表等で公表していく予定であることから，進捗状況としては，概ね順調であると考える．

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] Smatable: A Vibration-Based Sensing Method for Making Ordinary Tables Touch-Interfaces (2023)
  • 著者名/発表者名: Yoshida Makoto、Matsui Tomokazu、Ishiyama Tokimune、Fujimoto Manato、Suwa Hirohiko、Yasumoto Keiichi
  • 雑誌名: IEEE Access 巻: 11 ページ: 142611～142627
  • DOI: 10.1109/ACCESS.2023.3343500
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Location-Independent Doppler Sensing System for Device-Free Daily Living Activity Recognition (2023)
  • 著者名/発表者名: Misaki Shinya、Yoshida Makoto、Choi Hyuckjin、Matsui Tomokazu、Fujimoto Manato、Yasumoto Keiichi
  • 雑誌名: IEEE Access 巻: 11 ページ: 127754～127768
  • DOI: 10.1109/ACCESS.2023.3330895
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Movement recognition via channel-activation-wise sEMG attention (2023)
  • 著者名/発表者名: Zhang Jiaxuan、Matsuda Yuki、Fujimoto Manato、Suwa Hirohiko、Yasumoto Keiichi
  • 雑誌名: Methods 巻: 218 ページ: 39～47
  • DOI: 10.1016/j.ymeth.2023.06.011
  • 査読あり / オープンアクセス
• [学会発表] “椅子設置型カメラによる脚の動作認識に基づく直感的インタラクションシステムの提案 (2024)
  • 著者名/発表者名: 濵垣海都，阿多信吾，藤本まなと
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告（ICM研究会）
• [学会発表] 有害コンテンツ検出のためのデータセット作成 (2024)
  • 著者名/発表者名: 江種大希，小川唯，金澤真理，阿多信吾，藤本まなと
  • 学会等名: 電子情報通信学会関西支部学生会第28回学生会研究発表講演会
• [学会発表] 卓球のサーブ動作認識における効果的なセンサ装着位置の検討 (2024)
  • 著者名/発表者名: 田中紀行，阿多信吾，藤本まなと
  • 学会等名: 電子情報通信学会関西支部学生会第28回学生会研究発表講演会
• [学会発表] Consideration of Tourist Spot Extraction by Combining Map Search Service and Social Media (2023)
  • 著者名/発表者名: Yui Ogawa, Manato Fujimoto, Shingo Ata
  • 学会等名: Advances in Networked-based Information Systems
  • 国際学会
• [学会発表] Toward Extracting Orientation of Personal Interest for Human Activity Recognition (2023)
  • 著者名/発表者名: Yoshihiro Nakaso, Manato Fujimoto, Shingo Ata
  • 学会等名: Advances in Networked-based Information Systems
  • 国際学会
• [学会発表] Smatable: A System to Transform Furniture into Interface using Vibration Sensor (2023)
  • 著者名/発表者名: Makoto Yoshida, Tomokazu Matsui, Tokimune Ishiyama, Manato Fujimoto, Hirohiko Suwa, Keiichi Yasumoto
  • 学会等名: International Conference on Intelligent Environments (IE2023)
  • 国際学会
• [学会発表] ［ポスター講演］Well-beingの影響調査に向けた家族の同室滞在時間把握のための位置情報取得システムの開発と評価 (2023)
  • 著者名/発表者名: 江種大希，中曽禎啓，小川唯，藤本まなと，阿多信吾
  • 学会等名: 超知性ネットワーキングに関する分野横断型研究会（RISING）
• [学会発表] ユーザの潜在的嗜好を考慮した楽曲推薦システムの検討 (2023)
  • 著者名/発表者名: 湊健太郎，藤本まなと，阿多信吾
  • 学会等名: 電子情報通信学会ソサイエティ大会
• [学会発表] 家庭内におけるWell-beingの影響調査に向けた位置情報取得システムの検討 (2023)
  • 著者名/発表者名: 江種大希，中曽禎啓，小川唯，藤本まなと，阿多信吾
  • 学会等名: 電子情報通信学会ソサイエティ大会
• [学会発表] マルチモーダルセンシングによる映像授業受講時における集中状態推定システムの検討 (2023)
  • 著者名/発表者名: 田中紀行，松岡凛太郎，渡邊洸，石丸翔也，藤本まなと，阿多信吾
  • 学会等名: 電子情報通信学会ソサイエティ大会