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2023 年度 研究成果報告書

行動選択・記憶に関する認知行動科学理論に基づいた適応的問題解決能力涵養環境の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 20H04290
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

北島 宗雄  長岡技術科学大学, 工学研究科, 特任教授 (00344440)

研究分担者 李 昇姫  筑波大学, 芸術系, 准教授 (80259051)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード適応的問題解決 / 行動記録 / 振り返り学習 / 記憶強化
研究成果の概要

ウェブアプリ『「適応的問題解決行動振り返り学習システム」のプロトタイプ』を開発した.散歩などの行動を対象として,実証試験を行った結果、行動実行時に30秒毎の自動的な映像記録(受動記録),手動による能動記録を行い,行動後に記録を再生してテキスト 注釈を付与することで,振り返り学習を行えることを確認した.受動・能動記録時においては,音声は音声認識を行い,テキストとして記録しているため,注釈 の付与を効率的に行うことができた.注釈付きのイベント記録を他者と共有することにより,同様の経験を行う可能性のある人々の問題解決能力の向上に資することが期待される.

自由記述の分野

認知科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,適応的問題解決能力を備えていることが,今後、進展する知識基盤社会において豊かな生活を送る上で必須であると考え,それが日々の活動の中で自然に涵養される環境の構築を目指した.人々の日々の活動のなかで実行される問題解決行動を記録し,適応的問題解決が行われた行動シーンを抽出できるようにして,それを振り返り注釈をつけることによって記憶に定着させ,適応的問題解決能力を伸ばすことができるようにすることを狙った.この「行動計測・問題解決行動抽出・振り返りによる記憶強化」を,個々の生活動線にスムーズに統合して日々の実践として繰り返して行える環境をウェブアプリケーションとして構築した.

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公開日: 2025-01-30  

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