研究課題
2023年6月にラオスにおいてフィールド調査を実施した。今回は環境水の濾過システムを重力法に変更したことによる、省力化が成功した。またタイ肝吸虫DNAの検出法をシングルジーン検出からマルチジーン検出へ改良したことにより、検出率が上がり、安定した結果が得られるようになった。タイ肝吸虫症が蔓延している地域において実際的に使用できる程度の方法論が構築できたと考えている。2023年2月にもフィールド調査を実施し、少なくとも乾季と雨期に採水を実施出来、DNA検出率に違いがあることも明らかとなった。中間宿主貝DNA検出系は現在シングルジーンをターゲットとしているため、今後改良の余地がある。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Parasites & Vectors
巻: 17 ページ: 80-80
10.1186/s13071-024-06134-7