送出国の移民政策がもたらす国際労働移動変容の実証分析

2021 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 20H04415
• 研究機関: 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所
• 研究代表者: 児玉 由佳 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究グループ長 (10450496)
• 研究分担者: 松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (10396616) ; 石井 由香 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20319487) ; 佐々木 綾子 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (20720030) ; 石井 正子 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (40353453) ; 辻田 祐子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究員 (60466068) ; 細田 尚美 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (70452290) ; 鄭 安君 宇都宮大学, 国際学部, コーディネーター (70769455)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: 国際労働力移動 / 移民政策

研究実績の概要

当該年度の目的は、各委員の担当地域における国際労働力移動に関する理論研究を行うのと共に、各地域において調査を行うことであった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大や現地の政治状況の悪化などによって、多くの担当地域において現地調査を行うことができなくなった。
そのため、可能な地域において現地調査を進めたものの、主に理論研究に特化した形で研究を進めた。

現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染拡大や政治状況の悪化によって、担当地域によっては現地調査が困難となったため。

今後の研究の推進方策

可能な限り現地調査を行い、研究成果を出版によって公開することをめざす。

研究成果

• [雑誌論文] エチオピア内戦：権力闘争から武力紛争へ (2021)
  • 著者名/発表者名: 児玉由佳
  • 雑誌名: 世界 巻: 950 ページ: 10-14
• [学会発表] Saudi Arabia’s Aid and Regional Policy at the Turning Point of the Regional Order (2021)
  • 著者名/発表者名: 松尾昌樹
  • 学会等名: International Political Science Association
  • 国際学会
• [図書] 日本の国際協力 中東・アフリカ編 (2021)
  • 著者名/発表者名: 松尾昌樹（阪本公美子・岡野内正・山中達也編）
  • 総ページ数: 368
  • 出版者: ミネルヴァ書房
  • ISBN: 978-4623091928